登山を始めてから様々なテントを見てきてましたが、今回面白そうなテントを見つけ購入したので、レビューしたいと思います。
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特徴
- ６９０ｇと非常に軽量
- シングルウォールで非自立式型テント
- 快適な居住性
- 安い！
まず、690gと一人用テントにしては非常に軽量でコンパクトです。（定規が手元になくて割りばしを隣においてます。）
比較対象として、軽量でお安いと評判のモンベルのステラリッジ1型のスペックは、公式ホームページによると、重量1.34ｋｇ（レインフライを含む）
さすがにツエルト類と比べると重量で負けてしまいますが、非常に軽いテントになります。
非常に軽いテントですが、その理由としてシングルウォール構造で、ワンポールテントのようにポールをペグで自立させています。そのため、よく見かけるダブルウォール構造よりも少ない生地で済み、長いポールを必要としません。（確かPro版でないと、ダブルウォール構造だったと思います。）
軽量である一方で居住性はあまり良くないと思われるかもしれませんが、180㎝ある私が寝そべることができるくらい広いです。横には荷物を置けるスペースも存在します。
また、メッシュの部分も広く換気能力は高そうです。
これだけ、軽量でカッコいいデザインなので、非常に高いテントのように見えるかもしれません。
しかし、私はこのテントを24000円程度で購入しました。
ちなみにモンベルのステラリッジ1型は本体とフライを合わせて、4万円ちょっとします。
非常に安いです。むっちゃ安いです。
さすがは中華メーカー。。
組み立て方
まず、グラウンドシートを広げてペグダウンします。
（すみません。グラウンドシートの写真撮り忘れてしまいました。本体の形にしっかり合わせたデザインでした。）
グラウンドシートの上に本体を広げて、ペグダウンしたところに本体の床に付いている張り綱をひっかけます。長さ調節はできませんでしたが、グラウンドシートとの張り綱と同じ長さだったので調節は必要ありませんでした。
次に、フライの末端についている張り綱をペグダウンします。こちらは長さ調節できます。ここまで完了すると上の画像になります。
次に120㎝のトレッキングポールを使います。
実はこのテント、トレッキングポールをポール代わりにして組み立てる仕組みになっています。これは非常に面白い仕組みで、軽量化や道具を減らしたい方にはうれしいですね。
トレッキングポールの石突きにゴムを引っ掛けます。
このとんがりコーンの部分にトレッキングポール頭を被せます。この時ポールは120㎝にしないで、短めにするとやり易いと思います。
正面にある張り綱を使ってポールを垂直にします。
箱出しの状態だと正面の張り綱の輪っかが変な位置にあり、無理やり2本のペグを使って打ち込んでます。この後、輪っかの位置を調節したところペグは一本で大丈夫でした。
あとは三か所にあるループに付属の張り綱を使って居住空間を広げて完成です。
イマイチな点
軽くて、安くて、サイコーなんですが、少しイマイチな点があります。
まずは縫い目に防水処置が施されていない事です。
どういうことかよくわからないですが、ダブルシリコン素材のため工場で縫い目に防水処置を施せないみたいです。
という事なので、テントを立てたついでに防水処置をしました。
モンベルで買ったアウトドア用接着材を一つ用意。
テントには注射器が付属していたので、そこに接着剤を入れて縫い目に沿って注入。（手袋して作業することをお勧めします。）
8時間から12時間ほど乾燥させて完了です。接着剤は一つで十分で、むしろ余りました。
もう一つのイマイチな点ですが、非自立式なのでペグが固定しにくい場所では設営が難しいことです。
でも軽量な分しょうがないかなとは思いますが、いざテント場に着いたらペグが打てなくて絶望を感じるのは勘弁してほしいです。そうならないように、岩を使った固定の練習や事前にテント場の情報を調べていく必要がありますね。
まとめ
非常に軽くて、コンパクトで、装備点数を減らすことができ、居住性が良いサイコーのテントでした。
あとは、実際に使ってみて防水能力や不便な点や良かった点がまた分かれば、またレビューしたいと思います。
このテントがオススメだよという方は
とことん荷物を軽くしたいけれども、ツエルトのような居住性の低いテントは嫌だという方です。
ただ非自立式なので初心者には設営は難しいかもしれないですが、練習すれば何とかなると思います。
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現在（2024年6月19日）では、Amazonといったものから購入することが難しくなっております。
似たような商品はありますが、それらはダブルウォール構造だったり、フロントが全メッシュの3シーズン使用だったりするので、シングルウォールで4シーズンものがいいという人は必ず上のボタンを押して購入してください。
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